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アニメ映画
アニメ映画
2003年05月28日(フランス)
67分
2001年に始まった、世界的人気を誇るフランスのエレクトロ/テクノ・ユニット ダフト・パンクのビデオ・クリップを、松本零士が手掛けるという文化を超えたプロジェクト。誰も予想できなかったコラボレーションは、ダフト・パンクが2001年に発売されたアルバム『ディスカバリー』から4枚のシングル「ワン・モア・タイム」、「エアロダイナミック」、「デジタル・ラブ」、「仕事は終わらない」のクリップに、彼らの憧れだった「Albator」(「宇宙海賊キャプテンハーロック」のフランス語版)のビジュアルを依頼したことから始まった。
各クリップのストーリーが連続する仕掛けとなっていた。このプロジェクトの集大成となる「インターステラ5555」は、シングル以外の曲にもアニメーションを配し、アルバム全曲を通じて壮大なドラマのSF作品。
ミュージック・クリップのため、セリフなどは一切なく音楽のみ。収録曲は『ディスカバリー』の全14曲。
松本零士の作品世界とダフト・パンクの音楽が見事に融合して、日本・フランス・世界中の多くのファンが楽しむができた。
フランスで上映開始されたのは2003年05月28日で、日本は2003年07月27日。
太陽系外の惑星ディスカバリー。青い肌の住人が暮らす星にあるドーム状の会場で、ライブが行われている。演奏しているのは、人気ロックバンド「ザ・クレシェンドールズ」。メンバーは、キーボード担当のオクターブにベーシストのステラ、ギターのアルペジウス、ドラムスのバリル。人々は彼らの音楽に酔いしれていた-惑星を守る防衛軍人でさえ。
最中に、正体不明の宇宙船が近づきつつあり、その中から小型船が次々と星に接近。謎のコマンドー部隊が侵入して、バンドのメンバーたちを全員連れ去られてしまい、宇宙へ飛び去った。
惑星の防衛軍からのSOSを受け取った一人の青年がいる。「ザ・クレシェンドールズ」の女性ステラの大ファンである彼は、ギターの形をした宇宙船を操縦して謎の宇宙船を追跡する。そして、たくさんの障害を乗り越えて、たどり着く星は地球だ。
そこのNo.1ユニットになるために、バンドのメンバーたちの肌の色や記憶を改造される…。