宇宙戦艦ヤマト
(レーザーディスクゲーム)
ゲーム

レーザーディスクゲーム
1985年07月
解説
「宇宙戦艦ヤマト LDゲーム」はレーザーディスクアニメーションゲームである。レーザーディスクゲーム(Laserdisc Video Game)は、映像表示にレーザーディスクを使用した、アーケードゲームのジャンルの一つである。一般に略してLDゲームと呼ばれる。1980年代中ごろにゲームセンターで遊ばれたゲームジャンルのひとつで、長時間に渡る実写やアニメーションの映像を表示していたため、当時のビデオゲームのグラフィックでは不可能だった、細かく美しい映像が表示されることが特徴である。
「宇宙戦艦ヤマト」はTAITOより発売された。前作の「忍者ハヤテ」に続くレーザーディスクアニメーションゲーム第2弾である。映像や声優陣などはシリーズ最終作である「宇宙戦艦ヤマト 完結編」がベースだが、一部は「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」、「ヤマトよ永遠に」の映像や新規描き下ろし作画部分もある。音楽は宮川泰の楽曲を流用しているが、一部を小倉久佳が担当している。
企画は1982年から始動しており、当初は「宇宙戦艦ヤマト」第1作目をゲーム化する予定で映像をリメイクする案があったという。
ゲームプレイはコマンド入力と、時折シューティング要素を織り交ぜたLDゲームである。実際にアニメに使用された映像を使用しており、オープニングを見ればヤマトファンならずとも盛り上がらずにはいられない。